今回のパリモーターショーでは、スマート、MINI、プジョーらが電動スクーターのコンセプトモデルを発表。低炭素社会の実現に向けたモビリティの在り方を提案する。スマートは、都市部での使用を想定した『eスクーター』を展示した。
サーブはパリモーターショーに、『9-3』のEVプロトタイプ、『9-3 eパワー』を出品した。「9-3スポーツコンビ」(日本名:「9-3エステート})をベースにしたプロトタイプは、最大出力184psを発生するモーターを搭載。2次電池は蓄電容量35.5kWhのリチウムイオンバッテリーだ。
『グラントゥーリズモMCストラダーレ』は、『グラントゥーリズモS』がベース。同車のワンメークレース仕様、『トロフェオ・グラントゥーリズモMC』のノウハウを、市販車にフィードバックした最強のマセラティだ。
注目すべきは、エクステリアの一新だ。ボディパネルのほぼすべてを変更。LEDを組み込んだヘッドライトは、『ミュルザンヌ』と共通イメージに改められた。フロントグリルやテールランプも新デザインとなり、モデルチェンジを受けたかのような印象だ。
ホンダはパリモーターショーで、日本に先駆け『ジャズハイブリッド』(日本名:『フィットハイブリッド』)を公開した。
今年のパリでは、『アバルト500C』の「esse esse」(エッセエッセ)が初登場。1.4リットル直列4気筒ターボエンジンには、専用コンピューター&エグゾースト、エアフィルターなどを追加したホットモデルだ。
日産『GT-R』の改良モデル(欧州では2012年モデル)が30日、パリモーターショーの会場で、突如お披露目された。
モンディアル・ドゥ・ロトモビル=パリモーターショーが9月30日、フランスのパリ市、ポルト・ドゥ・ベルサイユ展示場で始まった。9月30日と10月1日はメディアデー、10月2日から17日までが一般公開日。
インフィニティは『G37クーペ』(日本名:日産『スカイラインクーペ』)のオープンモデル、『Gカブリオ』をベースに、専用チューンを施した「IPL・Gカブリオコンセプト」を初公開。
ジャガー『C-X75』はモーターに小型ガスタービンを組み合わせたプラグインハイブリッドスーパースポーツだ。各車輪には最大出力195psを発生するモーターが組み込まれ、最大110kmをゼロエミッション走行できる。駆動方式は4WDとなる。