バンコクモーターショーでメルセデスベンツ『G55AMG』の周りには、珍しく来場者が群がらない。
ピアジオ(PIAGGIO)グループは、超低価格コンセプトカー『NT3』を出展した。
タイの平均月収は日本円にしておよそ3万円ほどといわれる。そうした経済水準のタイ、バンコクモーターショー11に、60年前のロールスロイス『SILVER DAWN』が展示された。
バンコクでは、激しい渋滞をかき分けて移動できる二輪車に根強い人気がある。渋滞につかまることなく移動できる二輪車は重宝される。
ヒュンダイはミニバン『H-1』を出展した。日本を除くアジア地域や欧州で販売されている。
バンコクモーターショーでは中国のチェリーが出展。トヨタ『RAV4』(旧型)に瓜二つの『Tiggo』などがブースに並んだ。Tiggoは84万8000バーツ(約240万円)から。低価格は大きな魅力となる。
バンコクモーターショー11でワールドプレミアとなったシボレー『コロラド』の姉妹車であるのがこのいすゞ『D-MAX』だ。
日本では桜前線が北上を続けているが、バンコクモーターショーでは一足早く、桜をモチーフにした『スイフト』が展示された。
新型『6シリーズ』は2011年1月のデトロイトモーターショーですでに公開されている。バンコクモーターショー11では、その右ハンドル仕様が初公開となった。
キアの『ピカントK1』は、ホンダ『ブリオ』や日産『マーチ』などと並び、低価格コンパクトカー需要を喚起する格好のモデルとなった。