24日、千葉県千葉市の幕張メッセにおいて、第35回東京モーターショーがプレスデイをかわきりに始まった。メーカーの社運をかける量産車デビュー、将来の期待と希望をかいま見せるコンセプトカー……、今回のモーターショーは盛り上がり間違い無し!! 臨時編集部をメッセに設置して速報をお送りする。
GMと、GMと提携する日本メーカー3社(いすゞ、スズキ、スバル)は23日、共同記者会見を開き、得意分野へ経営資源を集中することでそれぞれが発展し、同時に提携が順調に進むことを強調した。その席でスバルは『トラヴィック』の4WD仕様を発表した。
いすゞ自動車は、GM(ゼネラルモーターズ)と共同開発したピックアップ・トラックのコンセプトを公開した。GMグループの次期1トン積みピックアップで、2002年から、欧米、アジア市場に投入する計画だ。
BMWジャパンは、フルモデルチェンジしたBMW『3シリーズ』の3ドアハッチバックモデル「ti」を日本市場に導入、11月24日から発売することを明らかにした。ヘッドライトハイビーム・ロービームをそれぞれ独立させるなど、ti独自のフロントマスク、デザインを採用した。
三菱自動車工業は23日、軽自動車の『ミニカ』、『トッポBJ』のエンジン低排出ガス化を図るなど一部改良し発売した。エンジンに細かな改良を行い最新排ガス規制値の25%低減レベルである「良—低排出ガス」認定を取得。ABSを標準装着して安全面の向上も図った。
三菱自動車工業は『パジェロミニ・スヌーピーエディションII』を設定して発売した。人気コミック『ピーナッツ』のキャラクターである「スヌーピー」の図柄を車体や内装に施したもの。コンセプトを前回の「シック&キュート」から「クール」とし、外観イメージを一新した。
ダイムラークライスラー日本は、2002年モデル『クライスラー・ボイジャー』を来月17日から発売すると発表した。より安定したトラクションコントロールを実現する常時4WD(AWD)モデルを追加導入する。
BMWジャパンは、『ロードスターZ8』の価格を11月1日から10万円値上げして1660万円にすると発表した。
ジョン・F. ケネディが大統領の就任パレードに50台も連ねたというほどに愛した、アメリカン・ドリーム・カー、『サンダーバード』が復活する。1954年に初代が発売されて以来、40年以上にわたって人気車種であり続けたスポーティ・カーが東京モーターショーにも出品される。
フィアット・アウト社は、来年初頭から欧州で販売する予定のアルファロメオ『156GTA』の生産第1号車のインターネットによるオンライン・オークションで、日本人医師が落札したと発表した。