デザイン開発においてデザイナーは、具現化していないクルマのイメージを他人に伝えるため(認めてもらうため)に様々な手を使う。絵や実車そっくりのCG、ビデオなどのビジュアルは当たり前。『ist』(イスト)で使われたのは、なんと“香り”。
トヨタ自動車の車両カスタマイズ子会社、トヨタモデリスタインターナショナルは13日、ミニバン『ノア』をベースに上質さ強調したカスタマイズ車『ノア“ザ・シンバ”』を発売すると発表した。
FXの生産は手作業で、生産ラインがいま用意されつつある。リリースから2年間での生産台数は300台を上回るていどの限定生産とされ、フェラーリにとっては、今までの中で最も特別な(稀少価値という意味で)ロードゴーイングカーとなるわけだ。
日産自動車は『サニー』をマイナーチェンジして13日から発売した。今回のマイナーチェンジでは、エクステリアはフロントグリル、フロント及びリヤバンパーをシャープな面構成で質感の高いデザインとし、シンプルに仕上げた。
車載用アンテナメーカーの原田工業は、カーTV用のフィルムアンテナ「パルウス・トゥエルブ」を開発し、6月末から販売する。
コードネームFX=フェラーリ『F60』のサスペンションは、ダブルウィッシュボーン・サスペンションを新開発。その構造は近頃のレーシングカーに見られるもの。部品の大部分がアルミで出来ており、プッシュロッド式。フロントは縦置でリアは横置き、リアサスのユニットはギアボックスに直結されている。
クルマの開発では、一般にコンセプト立案→アイデア展開→立体化→データ化→製品化フォロー→ラインオフと進み、途中では何案か競作が作られて、やがて一つに絞られるという「清々粛々とした」プロセスを経る。しかしこの『ist』(イスト)は当初、製品化は決まってなかったという。
『ist』(イスト)のネーミング、それは、たまたま見た雑誌からヒントを得たという。名付け親である、トヨタ自動車国内企画部の庄司有紀子さんが12日のデザイントークで語った。「新型車のネーミングは専門の会社に委託する場合もあるのですが、今回は担当者が地道に検討していきました」
トヨタ自動車デザイン本部は、8日に発表された新型コンパクト2ボックス『ist』(イスト)について、開発デザイナーがその思いをユーザーに直接語りかける公開イベント「デザイナーズトーク」を、去る12日、東京臨海副都心MEGA WEBにあるトヨタデザインMEGA WEBにおいて開催した。