新型『エルグランド』のフットワークは、旧型からの大幅な向上がはかられている。リアサスペンションは、旧型は重量級モデルで一般的なリジッドアクスルだったが、新型は新設計のマルチリンク式へと進化した。
『アテンザ』のボディは3種とも、受動安全性と操縦安定性に徹底的に配慮された設計となっている。マツダが現行『カペラ』でも採用している「トリプルH」構造はアテンザでも踏襲され。側面衝突のダメージを徹底的に軽減する。
走行性能は『アテンザ』のもっとも大きなセールスポイントだ。その走りを支えるのが、高性能のサスペンションとブレーキである。アテンザのサスペンションは前:ダブルウィッシュボーン、後:E型マルチリンクの4輪独立懸架。
『アテンザ』の室内装備は、近年ヨーロッパ車で流行している専用デザインのトレンドに沿ったものだ。オーディオ、カーナビなどはすべてアテンザの専用モデルだ。
VWJ(フォルクスワーゲン・グループ・ジャパン)は、『パサート』の新しいフラッグシップモデルの『パサートW8』のセダン及びワゴンタイプの2車種を21日から発売する。
三菱自動車工業は21日、5ナンバー7人乗りミニバン『ディオン』を大幅改良し、6月7日に発売すると発表した。ターボ車を追加するなどラインアップも増強した。商品力を強化することで低迷している月販台数を拡大することが狙い。
新型日産『エルグランド』の報道発表は21日、東京臨海副都心のTFTで開催された。カルロス・ゴーン社長は、「エルグランドは日産の収益のみならず、新たなブランドイメージ構築のために重要なモデルだ」と述べた。
日産ディーゼル工業は、中型トラック『コンドル』シリーズを改良して、21日から発売した。今回発売するコンドルシリーズは、大幅に軽量化した新エアサスの採用で、最大積載量を増大したほか、カーゴ系の標準グレードを2タイプ設定している。
マツダは、軽商用車の『スクラム』を大幅改良して21日から販売開始した。今回の商品改良では、荷台を新設計して床面長の拡大や床面地上高を低くするなど、広く使いやすい荷台として実用性を向上させた。
「デザインテーマはアスレティック」。そう語るのは『アテンザ』のデザインをまとめた、現・デザイン本部アドバンススタジオの小泉巖チーフデザイナー。「Zoom-Zoom感、動くことへの感動をクルマに取り入れた」という