フォルクスワーゲンは来年春発売予定の、同社にとって初の高級車の車名を『フェートン』と発表した。従来はプロジェクト名の『D1』で呼ばれていたもの。このクルマが作られるドレスデン工場の開所式で発表された。
ホンダ『雅閣』(アコード)が人気なのはわかる。広州本田(中国人民は愛着を込めてホワン・ベンと呼びます)が生産しているからだ。しかし、豊田(フォンティエンと読みます)『佳美』(カムリ)は少数が輸入されているにすぎない。
フランスのシトロエンが参加する東風汽車は、中国3大メーカーのひとつ。しかし、このところ長春第一と上海大衆のVW連合(一汽大衆)の勢いがものすごく、東風としても存在をアピールしなければならない。そこで、シトロエンの小型ミニバン『ピカソ』を中国で生産することになった。
まだ中国が経済成長を実現する前、80年代にこの国の自動車市場に目を付けたのはドイツのフォルクスワーゲン(VW)だった。当時は米ソ冷戦の真っ最中であり、中国も計画経済が国の基本だった。
現在急速にパーツの共有が進められているダイムラーとクライスラー。今度はメルセデスベンツの商用車をアメリカ国内で生産する計画が急ピッチで進められている。しかも完成したバンはダッジ・ブランドで販売されるという。
ダイハツ工業は11日、岩手大学工学部、大阪特殊合金と共同で、自動車用ボディーなどに採用されている高張力鋼板の新たな鋳造方法を開発したと発表した。プレス工程で発生する鋼板スクラップのリサイクル率向上につなげる。
横浜ゴムは、タイヤ用の新コンパウンド「合体ゴムII」を開発した。タイヤのポリマー(ゴム)内にこのコンパウンドを配合することにより、タイヤの寿命と操縦安定性を向上する。第1弾として、来年1月から『DNAマップ』シリーズの乗用車用タイヤを販売する。