日野自動車は、狭い路地でも機動的に走行できるノンステップタイプのコンパクトなコミニティバス『ポンチョ』を4月から、一部の自治体及びバス運行事業者にモニター運行を開始した。今秋から限定発売する。
ポンチョは、エンジン、シャシーのベースはプジョーの『ボクサー』で、ボディ部分を日野がデザインした。プジョーのバスを日野が調達するのは初めて。日野では、FFのバスのシャシーの外部調達を検討、約2年前にプジョー製が最適と判断した。トヨタとPSAの提携は関係無い。
今回のノンステップミニバスは前輪駆動シャシーによるコンパクトボデーで、市街地の裏道でも機動性を発揮する。全長は2m、全長が5.8mで、定員は20人。エアコンなどは国産部品を採用した。
名称は「ポンとのってチョこっと行く」からポンチョと名付けた。
価格は1530万円で、90台限定発売する。