8月に本国デビューしたばかりのフォルクスワーゲンの新型『ゴルフ』が東京モーターショーに登場した。展示されたグレードは「スポーツライン」で2.0リットルFSIエンジンを搭載しているもの。
ホンダが出品した8人乗りの上級ミニバンコンセプト『ASM』。福井威夫社長はプレスブリーフィングで「来年春の発売」を宣言し、「『オデッセイ』とともに、ミニバンのリーダーとして市場を活性化させたい」と述べた。
日産ではコンセプトカーの展示が目立つ。市販までまだ時間のあるものが多く、ワールドプレミアとなる『JIKOO』のほか『SERENIT』『REDIGO』『EFFIS』などが展示された。
スズキ『ランドブリーズ』はオフロード車であるが、オンナノコはカワイイというイメージで観るのかもしれない。
マツダは日本語の名前をつけたコンセプトカー3種を展示した。ライトウェイトオープン2シーターの『息吹』、6シーターマルチパーパスビークルの『鷲羽』、次世代コンパクトスポートの『Kusabi』(楔)だ。
スズキ『ツイン・マイスタイル』の開発に携わった営業推進部の石橋絵里子さんは「『ツイン』はまだまだよくなります」と爆弾発言をする。
『CS&S』はトヨタのヨーロッパスタジオED2(イーディースクエア)のデザイン。幾何学的なフォルムの中に、そこはかとなく、日本のかっこよさ「Jファクター」を込めたのがポイントである。
オリジナル家具やグッズなどを集めたセレクトショップを展開するConran(コンラン)グループによってデザインされた『キューブ キュービック+コンラン&パートナーズ』は、キューブキュービックをベースとしたデザインコンセプトカー。
北米市場をターゲットとした『ムラーノ』は排気量3.5リットルの「VQ35DE」エンジンを搭載した大型SUV。「独特で刺激的なスタイリング」でライバル車との差別化を図ったという。
スズキの津田紘社長は、米GMと共同開発した軽の燃料電池車である『MRワゴン-FCV』が10日に国土交通相の認定を受け、公道試験に入ったことを明らかにした。軽の燃料電池車としては、今年2月に始めたダイハツ工業のの『MOVE FCV−K−2』に次いでの公道試験となる。