マツダは、水素でもガソリンでも走行できるデュアルフューエル・システムを採用した『RX-8水素ロータリーエンジン』車が国土交通大臣認定を受けて、27日にナンバーを取得したと発表した。
水素とガソリン2つの燃料が使用できる水素ロータリーエンジン車が公道を走行するのは世界でも初めて。
RX-8水素ロータリーエンジン車は、RX-8のロータリーエンジンをデュアルフューエルシステム車に変更し、ローターハウジングに設けた電子制御水素ガスインジェクターで水素を直接噴射する方式を採用した。
同社は12カ月公道走行試験を行い、公道での実用性能を確認、今後2年以内に官公庁や企業向けにリース販売する計画だ。