スッキリとしたセンスのいいエクステリア。インテリアはスポーティで軽快だ。室内の広さもルーフが高く、圧迫感はない。リヤシートはニースペースも広めだ。
クラウンとは違った味付けが光る。乗り心地のいいソフトなサスペンション。そしてエンジンのフィールは軽やかでパワフル。ボディを余すところなく使いきれるだけのゆとりがある。
小型車の便利さが欲しいが、もう少し高級感が欲しいユーザー向けという商品企画が当たるかはずれるか、ビミョー。
3席×2列ミニバンの元祖、フィアット『ムルティプラ』と比べると、エディックスは前後席とも中央席が狭く、主に細身の女性か子供用。フル6シーターとはいえず。
ジャガー独特のソフトなサスペンションは健在だ。4WD・FFともに足の動きにフリクションがなく乗り心地がいい。
スタートの瞬間からしなやかでフラット感が高く、かつ圧倒的な安定感の高さを味わわせてくれる走りのテイストは絶品!
確かに『デミオ』とは異なった雰囲気ではある。ではあるのだが、それが必ずしも「より上質な雰囲気」か? と問われると、若干疑問が残る部分も。
一見、大人しい雰囲気のベリーサなのだが、走らせてみると印象はがらりと変わる。
“V字型横3人レイアウト”は新鮮で楽しい。リアセンター席はスライド位置後端でも「肩が抜けない」のでちょっと窮屈だが、フロントセンター席はスライド後端位置で足もとスペースも横方向スペースも大人にじゅうぶんな余裕アリ。
ホンダは発想が豊である。タテ3列で6人掛けじゃなく、ヨコ3人の6人掛けなのだ。