8月22日発売開始の、VW『up!』にとって初の限定車。たとえばフィアット『500』がカラフル路線を行くのに対し、モノトーンの“白と黒”でクールに攻めてきたところがドイツのブランドらしい。
最近このサイズ感のSUV、アツいですね!
基本は電気自動車。
「きちんとした」、「流行の」、「利口な」、「気のきいた」、「鋭い」、「強い」、「きびきびした」、「活発な」…。
販売の現場で最大のライバルは、何とレンジローバー・イヴォークだそう。わかる! ともにジャンルを超えた個性派同士、迷うユーザーが多いのだろう。
むずかしいなあ、というのが率直な気持ち。4人で乗るなら、セダンがあるし、荷物を積むならワゴンがあるし。大きさが物足りないなら、『5シリーズ』に行けばいいわけで。日本でリアガラスごと開くボディは、なにかと受入れにくいのである。欧州では大人気なんだけど。
初代『クーガ』は、実用性をほどほどにデザイン性を優先していたり、日本導入モデルは高性能エンジンのみだったりと、けっこうとんがったクルマだったと思うが、2代目はより幅広いユーザーにとって普通に選べるクルマになった。
不具合のあった駆動用バッテリーに対策を施した『アウトランダーPHEV』は、発売前に乗ったクルマより制御が緻密になり、走りと快適性に磨きがかけられていた。
草食男子が増殖しているけれど、女子にとって待ち望む王子様は、ロールキャベツ系である。
フォードのグローバル戦略車というだけあり、中身を『フォーカス』と共有するなどいろいろな工夫のあとが見える。