このところのボルボは、出すクルマ出すクルマ、デザインが妙にはまる。やわらかなラインは肩から力が抜けていて、「さりげなくクルマを楽しもうという」メッセージが伝わってくる。
2012年のイタリアのデータを見ていると、車両盗難第一位はこの『パンダ』である。つまりそのくらい売れていて、そのくらい人気なのだ。
軽自動車の燃費競争の中で、2013年8月上旬現在でガソリン車の燃費トップにあるのが『アルトエコ』。リッター33.0kmの燃費を達成している。
乗り込んですぐ感じるのは、身体を包み込もうとするかのような感覚の分厚いシートと、目の前の、ちょっと他車と違った景色---。
フィアット『500』をベースにした「アバルト」には何種類かあるが、『595Cツーリズモ』の「ツーリズモ」シリーズはバリバリのレーサー風ではなく、日常的な使い易さも意図したモデルだ。
テストコースで次々と試乗したプロトタイプだったが、どのクルマも印象はよかった。
搭載エンジンはあの『メガーヌRS(ルノー・スポール)』と同じ。型式=F4R型の2リットルDOHC16バルブツインスクロールターボで、6速MTが組み合わせられる。
大阪往復という長距離を走った。ほとんどが高速道路。高速は不利といわれるハイブリッドの高速実燃費を知ることができたと思う。
ディーゼルが注目を集める『CX-5』。しかしこの7月の改良で、SKYACTIVーG 2.0(ガソリン車)が、JC08モード燃費を0.4km/リットル向上させた。4WD車で16.0km/リットル、2WD車で16.4km/リットル……これが新しい数字だ。
ハイブリッドというと、トヨタやホンダなど日本の自動車メーカーの専売特許のような感じだったが、最近は欧米の自動車メーカーも次々にハイブリッド車を投入している。中でもアウディはハイブリッドに熱心なメーカーである。