メルセデス・ベンツの環境技術の総称であるフルーエフィシェンシーの一つを搭載する、『E250CGI ブルーエフィシェンシー クーペ』に試乗した。
アメリカン・スペシャリティを代表するモデルであるシボレー『カマロ』が復活した。再生GMを象徴するクルマともされているほどで、アメリカを中心に高い人気を集めている。人気映画の「トランスフォーマー」出演したことも話題になっている。
クルマ好きではない女の子も、『MINI』は意外と知っているし、女の子のなかには「大好き」と言う子もチラホラ。そんな子に対しては、オープンモデルともなれば大ウケ間違いなしではないだろうか。
“ブルーエフィシェンシー”とは、メルセデスベンツが打ち出す、最新環境対応技術の総称。そのなかの具体策のひとつが、直噴エンジンとターボを組み合わせ、低燃費と高出力を実現した新開発CGIエンジンだ。
ヨーロッパで乗る『Eクラス』のタクシーは4気筒ディーゼルターボなのに、かなり速い。だからガソリンの直噴ターボでもイケるんじゃないかと思っていたが、実車は予想以上だった。
MINI 50カムデンを見て、SFのジャンルの「スチームパンク」を連想した。蒸気機関がもしも歴史のなかで淘汰されずに発展していたら……と、レトロフューチャーなストーリーを展開するのがスチームパンク。それはBMWの手によって現代に蘇ったMINIの在り方に符合する。
これってホントに4気筒?というのが第一印象。
最高出力500馬力。最高速度312km/h。停止から100km/hに3.4秒。燃費は、8.7km/リットル。このようにパフォーマンス向上は著しいが、先代以前のターボから買い替えを考えている人にとって気になることは他に2点あるはずだ。
『E250CGIアバンギャルド』仕様は、通常のガソリンエンジン搭載の輸入車として初めて“エコカー減税対象車(重量税、取得税各50%の減税)”の型式認定を取得している。
幌をあけてたたずむ二台のクルマ。『MINIコンバーチブル』と、『ニュービートルカブリオレ』。たたんだ屋根を無骨に背負っちゃって、誤差ナシ製造技術を駆使する21世紀自動車産業のなかでは、妙に異質にみえる。