環境性能と効率を求めるという意味では、いまやダウンサイジング傾向にあるが、効率を高めるだけでなく、小さいボディにギュッといいものが詰まったコンパクトカーは注目のモデルが目白押しなのである。
新型VW『ポロ』はいたってベーシックで、よくできたコンパクトカーだが、欧州や日本のBセグのライバル車に対して、何か圧倒的なアドバンテージを持っているわけではないと思う。
1964年の初代の姿をかなり意識して登場したのが先代『マスタング』。その先代をベースに大幅改良されたのが新型だ。
もうひとつVW『ゴルフヴァリアント』の魅力が「走りのよさ」だ。これはTSI+DSGの特長でもあるのだが、フォルスワーゲンのエコ技術は、エンジンのパワー感やダイレクト感を犠牲にしないよう腐心されている。
先代Eクラスの時代から、欧州では3.5リットルV6のCGIが設定されていた。だが、日本に真っ先にやってきたCGIは……いちだんとエコなメカ構成の1.8リットル直4ターボだった。
そこで今回のアンプラグドは特別編として、新型ゴルフヴァリアント国内試乗会から、この新型車の特長と魅力についてレポートする。
かつてIII型のマスクをIV型に変えたカブリオレがあったが、その再来!? III型ゴルフから設定される『ゴルフヴァリアント』が、数えて4世代目に生まれ変わった。
メルセデス・ベンツ『Eクラス』と『Cクラス』に直列4気筒の直噴ターボエンジンを搭載したモデルが追加された。最近のエンジン排気量のダウンサイジングの流れを象徴するモデルである。
メルセデスの基幹車種『Eクラス』に、『E250CGI ブルーエフィシェンシー』が追加された。上級モデルの「アバンギャルド」は、通常のガソリンエンジンを搭載した輸入車として初となるエコカー減税対象車となることでも注目を集めている。
右ハンドル仕様に3リットルモデル、さらにはクーペと、着々とバリエーションを増やしつつある新型Eクラス。そうした中で、このほど追加された『E250シリーズ』は、「日本にはこれぞ真打ち!」とそう受け取れるモデルでもありそうだ。