フォード『フィエスタ』がかなり洗練されているのに比べて、乗るとなんとなく大味というか、ある意味アメリカンだなーと思ってしまったフォード『エコスポーツ』。
海外ではフォルクスワーゲン『ポロ』やプジョー『208』などと並んで人気が高く、その中でも頭ひとつ抜きんでているフォード『フィエスタ』は、2012年にはBセグメントで世界ナンバーワンの販売台数を誇るという。
『エコスポーツ』というのは、フィエスタと基本は同じプラットフォームを使ったコンパクトサイズのSUVで、ブラジルが開発拠点だと伝えられるクルマだ
フォード『フィエスタ』と聞くと懐かしい気分になるのは、その初代モデルに試乗した経験があるからだ。時は1977年、場所はイギリス、某専門誌のスタッフとしてヨーロッパ取材中に、広報車を借りて乗ったのである。
これはかなりのインパクトがある、コンパクト・ハッチバックだ。日本では久々の復活となったフォード『フィエスタ』は、その第一印象から非常に魅力的なモデルと感じられた。
ボディーサイズをコンパクトにすれば、結果的にSUVであっても、それは「エコ」で「スポーツ」なクルマになる。フォードの主張は、ネーミングから予想するに、こういうことなのだろう。
“4”の時代の「R32」以来、『ゴルフ』の高性能ラインとして認知される「R」。最新の“7”をベースに投入される最新モデルは、その魅力度をアップさせた。
VW『ポロ』の属するBセグメントは年間100万台という巨大市場の激戦区。今後も拡大すると予想される背景は、国産ハイブリッド車の登場である。そんな巨大市場の中でポロは間違いなく最高の優等生であった。
BMWの分類上“Xモデル”の一員で『X6』に次ぐスポーツ・アクティビティ・クーペとして登場の『X4』。昨今ラインアップ拡充が著しいBMWの新顔、である。
BMWがこの秋に日本市場に導入を予定している『2シリーズ アクティブツアラー』にオーストリアで試乗した。インスブルックからゼルデンにかけての試乗コースは市街地から高速道路、ワインディングといろいろなシチュエーションが設定されていた。