フォードのSUVといえば、なんといっても『エクスプローラー』。しかし世界的にSUVが主力商品となっている現在、乗用車としてグローバルに販売できるクロスオーバーモデルを設定するのは当然の流れだ。
新型プジョー『308』の日本市場での発売は2014年11月5日から。それに先立ち、短時間ながら実車と過ごして感じたのは「今回はプレーンさをきわめている」ということだった。
BMW『X3』はフェイスリフトで最新のBMW顔になった。近似しているのは『X4』だが、ヘッドランプ、グリルのデザインがごくごく僅かずつ違うのは、いつものBMWのやりかただ。
『フィエスタ』はフォードの世界戦略を支えるグローバルコンパクト。つまりは大衆モデルということになる。しかしデザイン、とくにスタイリングに関して言えば「安かろう、悪かろう」という評価はけっして当てはまらない。
シャープなデザインが多いフォード車のなかにあって愛嬌たっぷりの顔つきで見る者をほっこりとした気分にさせる『エコスポーツ』。
その威風堂々とした顔つきからは、とてもBセグメントカーとは思えない『フィエスタ』。高速道路で後方から迫られたら、思わず道を譲ってしまいそうなほどだ。だが、単にエバりが効いているだけではなく、切れ長のシャープな目つきには生命感もあって愛着がわく存在でもある。
ここのところコンパクトクロスオーバーSUV、流行ってますよねぇ~。フォードがこれまで培ってきたノウハウを生かしつつ、フィエスタと同じBプラットフォームを使用したコンパクトなクロスオーバーSUVとして誕生したのが、エコスポーツです。
実はフォード『フィエスタ』は「おぎやはぎ的カー・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれたんです! って、いきなり言われても何のこっちゃ? ですよね。
ベントレーにとってV型8気筒は、1959年に誕生した『S2』に始まる、伝統的なエンジンタイプだ。
フォード『エコスポーツ』は、『フィエスタ』と車体の基本を共用するSUVである。フィエスタとバイクにはその進化に共通するものがあると感じたが、実はそれはこのエコスポーツにも当てはまる。