新型『ポロ』…と言ってもVW流のデビュー5年目のMCモデルである。
フォードの精神的ルーツはやっぱり、20世紀初めに生まれた『T型』にあると思う。T型は決して速いわけでも、高級なわけでもなかったが、大量生産によって実現した低価格、クラッチレスによるイージードライブなど、実用車としては嬉しい特徴を数多く備えていた。
試乗車は“AMGライン”と“アジリティパッケージ”を装着した「C200アバンギャルド」。18インチタイヤや、標準車と差別化した外観(前後バンパー等)は、さり気ないが強い存在感を放っていた。
燃費向上にも走りにも効果的な軽量ボディの開発にこだわった新型『Cクラス』は高価なアルミを先代の約5割増しで使用し、高張力鋼板や熱間成形スチールなどの採用率も高め適材適所に採用。