作りたいクルマを作るのではなく、みんなに好まれるクルマを作る。『カローラフィールダー』は、個性を売り出すミュージシャンではなく、幅広い年代のファンを獲得するために作るアイドルのような存在である。よって、出来上がったものは、まあ、なんて乗りやすいこと!
ハイブリッドカーのラインナップ拡充を目指す日産自動車。直4+モーターという新開発のハイブリッドパワートレインが実装された試作車に試乗した。
軽自動車の進化は、いったいどこまでいくのだろう。広くて使いやすい車の代名詞である『ワゴンR』。
マイナーチェンジならぬ“メジャーチェンジ”を果たした『LS600h』に新設定された『F SPORT』の走りは、極上の速さとスムースさを見せつける。
初の3ナンバー専用車だった初代『シーマ』が登場したのは24年も前。最新型となる現在のモデルは、同じハイブリッドシステムを持つ『フーガ』の事実上のストレッチ版として登場した。
11月下旬に発売が予定されている次期『アテンザ』のプロトタイプ車に箱根ターンパイクで試乗した。プロトタイプ車ながら、有料道路を貸し切りにして一般道での試乗会だった。
メガウェブで開催されたトヨタの環境技術発表会で、間もなくリースが開始されるiQベースの電気自動車『eQ』が公開され、ライドワンで短時間の乗車体験をした。
実際に街中に停めて眺めてみると、豊かな面質で、2次元の印刷物で見るより存在感がある。『フィット』や『ラクティス』と見間違う心配はなさそうだ。
11年ぶりの新型として登場した日産『NV350キャラバン』。4ナンバーの働くクルマながら、驚くことに室内は、天井を含めほぼ鉄板が隠されたフルトリム状態。インパネにも、昔のように省かれた装備の穴埋め用グロメットが見当たらない。
何しろルックスがいい。車高を上げ、225/55R17タイヤ、樹脂フェンダーなどで逞しさの増した足元と、ボディのクッキリとしたデザインのハーモニーがマッチして見える。