クリーンカー計画の一端として浮上していた、フォードが『エクスプローラー』にアイドルストップ装置を取り付ける、という話も、結局は実現しないことが明らかになった。
フォードが「今後は環境に優しいクリーンカー作りを目指す」と宣言したのはつい数カ月前。現在アメリカでもっともクリーンな自動車メーカーはホンダであり、フォードがどのようなアプローチを見せるのか業界の注目が集まっていた。
JDパワー・アンド・アソシエイツが行った自動車の安全に関する調査レポートによると、次に買う車に求めるものとして次世代のエアバッグテクノロジーを挙げている 人が多いという。人々の安全への関心度が上がっていることがわかる。
国土交通省は19日、「第3期先進安全自動車(ASV)検討会」の初会合を都内で開き、今後の検討体制やスケジュールなどを決めた。検討会の下に次世代技術、インフラ連携、普及促進の3分科会を設け、ASV技術の開発と普及に力を入れる。
日本自動車工業会(自工会)は18日、2000年度の低公害車など環境への負荷の低い自動車の出荷実績を発表した。これまで低燃費かつ低排出ガス認定車の出荷実績の統計はなかったが、政府の方針などもあり、今年から毎年統計をまとめることにした。
阪神高速道路公団は、沿道環境改善に向けた取り組みとして環境ロードプライシングを試行実施する。目的は、3号神戸線を通行する大型車を5号湾岸線に誘導すること。
いすゞ自動車は17日、2001年版の環境報告書を公表した。このなかでクリーンエネルギー車の普及に向けた取り組みでは、小型トラック『エルフ』のCNG(圧縮天然ガス)車の販売を拡大し2000年は前年実績の約2倍の740台あまりを販売した。
ヤマハ発動機は、2000年度の環境活動報告書を発表した。同社の環境保全活動への取り組み姿勢とその成果をまとめたもので、昨年に続いて2回目の発行となる。今回初めて環境対応コスト、PRTRデータを公表し、2000年版より充実した内容にした。
『eKワゴン』はモノグレード展開ということで、用意されたエンジンも1種類。3気筒SOHCエンジンに、3ATの組み合わせのみとなった。このエンジンは、『トッポBJ』に搭載している「3G83」からリーンバーン機構を外している。一見スペックダウンのように見えるが、乗用車開発本部・商品開発プロジェクトの篠倉崇主任は、「排出ガス軽減と、中速域のドライバビリティー向上のために通常のMPIヘッドにしました」と語る。