10点は『プリウス』に入れた。理由は1.8リットルに拡大したエンジンによる余裕から、EV(モーター走行)領域が増えて環境性能がさらに引き上げられたこと。
第30回の記念すべき日本カー・オブ・ザ・イヤーは、事前に流れた噂通り、2台のハイブリッドカーの争いとなって、終盤まで希に見る接戦となった。61名の選考委員すべての票が開かれるまで予断を許さぬ緊張感が開票会場に満ちた。
イヤーカーの採点・配点で、私は『プリウス』にフルマーク(10点)を与えた。理由は、見事なる成熟と、そして現状に甘えることのない、あくなき開発スピリットの発揮であった。
今回、10点を投じたのは『プリウス』(先代も10点)。この3代目はスタイリッシュでHVシステムの進化著しく、ライバルと比べEV走行領域は圧倒的。結果、驚異的な実燃費を実現。後席の実用性も高く、時代と未来を担う象徴的な1台だと思う。
JFEスチールは、2009年のJFEスチール社長賞と新商品開発賞を決定し、10月21日、表彰式を行った。
予想されたとおりにエコカーの象徴であるトヨタ『プリウス』とホンダ『インサイト』の競り合いになった。
インターナショナル・レクティファイアー・ジャパン(IRジャパン)は、車載用ゲート駆動IC「AUIR2085S」のサンプル出荷を開始した。用途は、ハイブリッド自動車の補助電源用コンバータ、車載のDC-DCコンバータ、バッテリ管理用コンバータなど向け。
今年は『プリウス』対『インサイト』のハイブリッド対決となり、最後まで勝敗の行方の見えない激戦でした。
ホンダは、来年投入するハイブリッド(HV)のスポーツ車を『CR-Zコンセプト2009』として参考出品した。伊東孝紳社長は、「HV初の6速マニュアルミッションを備える」など、具体的な仕様を初めて明らかにした。
横浜ゴムは、ハイブリッドバス用超偏平シングルタイヤ『TY517E』の限定発売を開始した。新しいベルト構造やトレッドパターンの採用によって耐摩耗性を高めたことが大きな特徴で、発売サイズは435/45R22.5 164Jの1サイズ。価格はオープン価格。