レクサスが2日に開幕したジュネーブモーターショーで発表した新型車、『CT200h』。動画共有サイトでは、そのイメージビデオが公開されている。
CT200hは、レクサスブランド初の5ドアハッチバック車。BMW『1シリーズ』やアウディ『A3スポーツバック』といったプレミアムコンパクトをターゲットに開発された。ライバルに対する最大のアドバンテージは、ハイブリッド専用車という点だ。
CT200hのハイブリッドシステムは、プリウスと基本的に共通。1.8リットル直列4気筒VVT-iエンジンにモーターを組み合わせ、モーター単独、エンジン単独、モーター+エンジンの走行モードを持つフルハイブリッド車だ。アイドリングストップや回生ブレーキも採用される。
2次電池はニッケル水素バッテリー。CT200hはEVモードを備え、最大2kmを45km/h以内でゼロエミッション走行できる。駆動方式はFFで、トランスミッションはE-CVT。「エコ」「ノーマル」「スポーツ」の3モード切り替え式だ。
エクステリアはレクサスのデザイン概念、「L-フィネス」に沿ったもの。ボディサイズは、全長4320×全幅1765×全高1430mm、ホイールベース2600mm。シャープでエッジを効かせたエアロダイナミクスフォルムが特徴だ。ヘッドランプには、LEDデイタイムランニングライトが組み込まれる。
室内は、クラス最大級のホイールベースが、ゆとりの空間を実現。インパネは上側をディスプレイゾーン、下側をオペレーションゾーンとして、機能を分けた。インパネシフトと、『HS250h』と同様の「リモートタッチ」と呼ばれるマルチファンクションコントロールを装備。トランク容量は345リットル(VDA計測法)で、後席を倒せば700リットルに拡大する。
レクサスブランドにふさわしい高いクオリティを紹介したイメージ映像は、動画共有サイトで見ることができる。