警視庁は22日、1994年3月末で廃止された木製警棒を12月から復帰させることを明らかにした。歳末警戒強化の一環で、都内の交番を中心に1700本が配備されるという。ただし、正式名称は「警棒」でなく、新たに命名された「防護棒」となる見込み。
警視庁は22日、東京都道路交通規則を改正し、10月1日から使用を禁止しているナンバプレートカバーの装着実態調査の結果を明らかにした。これは都内の主要幹線道(国道14号、20号、246号の各線)と、首都高速道路で調査を実施したもの。
「高速自動車国道の整備のあり方検討委員会」は22日、中間報告案をまとめた。(1)日本道路公団は一体のまま民営化、(2)JRやNTTに比べて職員数が少ないため地域分割はしない、(3)首都高速公団、阪神高速公団はそれぞれ民営化したうえで、メリットがあれば合併する---などが柱だ。
宮城県警は21日、パソコンを使って運転免許証を偽造し、サラリーマン金融など数社から不正に融資を受けていたとして、同日までに有印公文書偽造などの疑いで3人の男女を逮捕したことを明らかにした。これまでに発見された偽造免許はなんと31人分だという。
福島県いわき検察審査会で21日、すっきりとしない評決が下された。交通事故の加害者がウソの生年月日や住所を言ったため、事実とは違う内容で記入された交通事故事件簿は無効であり、加害者側が公正証書原本不実記載で起訴されないのは不当、と訴えていた申し立てについて、同審査会は不起訴は適当とした。
小泉首相は、「改革先行7公団」の改革について、身内の与党と基本的に合意した。道路4公団は統合後、民営化され、新規路線の建設は第三者機関が判断する。国費投入も来年度から取りやめとなる。