香川県トラック協会は11日、本州と四国を結ぶカーフェリーを運航する船会社と四国旅客船協会に対して、船内でドライバーにアルコール類の販売を自粛するように要請した。フェリーで飲酒したトラックドライバーが事故を起こしたことが発端だという。
本州と四国を結ぶフェリー路線はいくつかあるが、神戸と高松を結ぶ加藤汽船は所要4時間と比較的長く、仮眠時間を求めるドライバーの利用率が高い。船に乗っているときはゆっくりしたいという要望から、船内のドライバー休憩室付近の自動販売機ではビールの販売なども行われていた。
ところが昨年12月28日、香川県高松市内で乗用車が大型トラックに衝突されて4人が死亡するという事故が起きた。警察で追突したトラックのドライバーから事情聴取していたところ、船内での飲酒が発覚した。
このため、このドライバーを逮捕した香川県警高松北署ではフェリー各社に対して酒類販売の自粛を要請。香川県トラック協会も同様の要請を行った。これを受けてフェリー各社も酒類を自動販売機から撤去しているというが、対面販売を続けている会社もあるようで足並みは揃っていないようだ。
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