チューニングパーツメーカー・HKSが、12月11日から14日まで香港で初開催される「東京オートサロン香港2025」の出展内容を発表した。車両販売事業「THE HKS」の象徴的モデルとなるコンセプトカー『THE HKS SスカイラインGT-R BNR34 Dimension Z』を展示する。
【画像】THE HKS SスカイラインGT-R BNR34 Dimension Z
この車両は、HKSが50年にわたり培ってきた技術と哲学を結集したもので、「走ることへの衝動」と「未知なる走りの境地」を追求したコンセプトカーである。ベース車両は2000年式の日産・スカイラインGT-R(BNR34)で、HKSの高性能パーツを組み合わせて最高出力900馬力を実現している。
主要スペックは、エンジンにHKSコンプリートエンジンRB26 3.0L STEP3 V-CAM、ターボにGTタービンGT7095_BB、トランスミッションにGETRAGクロスレシオ・トランスミッションを採用。サスペンションはHIPERMAX R THE HKS Spec、エアロパーツにはTHE HKS FRONT DiffuserとTHE HKS DRS GT Wingを装備している。
900馬力、9000万円の「THE HKS SスカイラインGT-R BNR34 Dimension Z」販売価格は9000万円から(税抜、ベース車両込み)で、2026年春以降の販売開始を予定している。価格は変動する可能性があるという。
「THE HKS」ブランドは、「走りたくなる衝動」「あらゆるクオリティの追求」「未知なる境地の創造」をキーワードに、DimensionX、Y、Zの3つの方向性を設定。車種に合わせたコンセプトに基づき、最適な車両を創り上げるとしている。
HKSは1973年の創業以来、エンジンパーツ、ターボ、マフラー、サスペンション、エアクリーナー、電子制御部品などの高性能パーツを世界中の車好きに提供し、「チューニング文化」を築き上げてきた。近年では自動車メーカーからの受託開発・生産にも取り組み、持続可能な脱炭素化社会の実現に向けた取り組みも進めている。
900馬力、9000万円の「THE HKS SスカイラインGT-R BNR34 Dimension Z」





