「あんなところでそんなことを」危険運転致死罪も視野に---常磐自動車道の事故

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12日、茨城県つくば市内の常磐自動車道下り線で、追い越し車線に停車していた大型トラックに後方から走ってきたワゴン車が追突して5人が死傷した事故で、茨城県警は追い越し車線にクルマを止めてケンカしていた2人を傷害容疑で逮捕した。

この事故は12日午前6時ごろ、つくば市内の常磐自動車道を走っていたワゴン車が大型トラックの後部に追突したというもの。当初は他の事故で停車していたトラックに後続のワゴン車が突っ込んだものとみられていたが、その後の調べでこのトラックのドライバーらは交通トラブルをめぐり、路上で殴り合いをしていたことが発覚した。

茨城県警では双方のドライバーの告訴により、とりあえず関係者2名を傷害容疑で逮捕したが、追い越し車線の路上にクルマを止めたという行為には問題があるとして、業務上過失致死傷容疑か危険運転致死傷罪の適用も視野に入れて捜査を進めている。

逮捕されたドライバーの話では、走行中に互いの運転方法を巡ってトラブルになり、先行していた乗用車がトラックに対して「止まれ」という指示を腕で出したとしているが、乗用車のドライバーは「自分はそんなことをしていないし、当時運転していたのは同乗していた女性だ」などと供述しているという。

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《石田真一》

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