北海道警は11日、札幌市内で6基の信号が散弾銃のようなもので撃ち抜かれていたとして、道路交通法違反容疑(信号機損壊)で捜査を進めていることを明らかにした。信号機の他にも街路灯などにも同様の被害があるという。
信号機の破壊が発覚したのは11日で、市民から「信号機の電球が切れているようだ」と110番通報があったことが発端。管理業者が電球交換のためにチェックしてみると、表面のガラスが割れ、さらに内部の反射鏡に細かい凹凸があることを発見。警察に改めて通報した。
管轄の警察署が現場付近の路上を調べた結果、路上から散弾銃の弾丸とみられる小さな鉛の破片が散乱しており、周辺の信号機5基と街路灯4基も同様の被害を受けていた。
警察では何者かが信号機に向かい散弾銃を発砲した疑いが濃いとして、周辺住民から銃声を聞かなかったなどの聴取を進めているという。
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