東名阪自動車道で起きた過労運転が原因の多重衝突事故で、運転手に過酷な勤務を強いたことで過労運転容認の罪に問われた運行管理者2人に対する論告求刑公判が21日、津地裁で開かれた。弁護側は「過労の基準というものが定められていない」として執行猶予付きの判決を求めている。
北海道警は21日、飲酒運転の疑いがあるにも関わらず、その発覚を恐れて呼気検査を拒んだ29歳の男に対し、裁判所の許可を得て血液検査を実施。その結果から道路交通法違反(酒酔い運転)で逮捕したことを明らかにした。
沖縄県警は19日、路上駐車していたクルマ12台のタイヤをパンクさせたとして今月16日に逮捕された55歳の男が、犯行の動機に「交通事故を誘発する路上駐車に憤りを感じて犯行に及んだ」と供述していたことを明らかにした。
昨年3月、山梨県西桂町内の中央自動車道富士吉田線で、野焼きによって生じた煙によって視界を奪われたことで発生し、死傷者14人を出した多重衝突事故で甲府地検は20日、35歳のトラック運転手を業務上過失致死傷罪で在宅起訴したことを明らかにした。
大阪府警は18日、タイヤに金属片などを取り付けて異音を出させ、異常に思ったドライバーが車外に出た隙にクルマを乗り逃げするという窃盗被害が目立っていることを明らかにした。
埼玉県警は19日、警察官に向かって故意に原付バイクを衝突させ、この警察官を負傷させた17歳の少年を殺人未遂と道路交通法違反(一時停止違反)容疑で18日夜に現行犯逮捕していたことを明らかにした。
富山県警は18日、公衆浴場の駐車場で車上荒らしを行おうとしたとして、46歳の男を窃盗未遂で逮捕したことを明らかにした。この男は富山県警の元警部補(現職時は公安課事件係長)で、昨年9月にも車上荒らしで逮捕・起訴されており、執行猶予中だった。
大阪府警は17日、額面5万円のハイウェイカードを偽造して販売していたとして52歳の男を不正電磁的記録カード譲り渡し容疑で、この男からカードを購入して所持していた38歳の男を不正電磁的記録カード所持の容疑で逮捕していたことを明らかにした。
神奈川県警は17日、同県西部の大井町や松田町で3件発生し、1人が死亡した連続通り魔事件に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されていた39歳の男が関与していたとして、この男を殺人容疑で再逮捕したことを明らかにした。男は容疑を大筋で認めているという。
警察庁は17日、昨年1年間に発生したひき逃げ事件の発生件数が1万8000件を超え、前年よりも約12%多くなったという実態調査の結果を明らかにした。検挙者数は約5000人で、こちらは前年比約27%のダウンとなった。