マツダの山田憲昭常務は19日開幕した上海モーターショーで、今年中に中国で50以上の新店舗を開設し、一汽マツダ、長安マツダの「両チャンネル合計で370程度に拡大する」計画を明らかにした。
海馬汽車は上海モーターショーで『Haima2 Cスポーツ』を展示した。マツダ『デミオ』そっくりの小型車『Haima2(丘比特)』をベースに、SUV風に仕立てた。
吉利汽車(ジーリー)は上海モーターショーで、電動開閉式のメタルトップを備えたクーペ・カブリオレ『GLEAGLE GS-CC』のコンセプトモデルを発表した。
韓国キアモーターズの中国合弁、東風悦達キアは19日、上海モーターショー11において、新型『K2』をワールドプレミアした。
GMの中国合弁会社SAIC-GMは上海モーターショーで、現地ブランド「宝駿」初の量産車『630』を展示した。宝駿は、中国で初めて自動車を購入する人たちなどに向けた低価格ブランド。630は、ベース価格をおよそ60万円台からとし、販売拡大をめざす。
財務省が20日発表した3月の貿易統計によると自動車の輸出金額は震災の影響で前年同月にくらべ27.8%減と大幅なマイナスになった。
19日に開幕した上海モーターショーに初出店したトヨタ紡織のブースには、『レクサスLS』を筆頭に『クラウン』や『カローラ』、『ハイランダー』などトヨタ自動車が中国で販売している乗用車のシートがずらりと並んでいる。
トヨタ自動車は、北米と中国の工場で生産調整を実施すると発表した。東日本大震災の影響による部品供給の滞りが海外工場にも波及し始めた。
ホンダの倉石誠司取締役兼中国本部長は、ホンダの中国での四輪車販売について、市場の伸びを上回る平均10%程度の成長を目指す考えを明らかにした。倉石取締役は19日に開幕した上海モーターショー会場で一部報道陣と懇談し語った。
2年連続で世界最大の自動車市場となった中国で上海モーターショーが始まった。内外20か国、2000企業が出展。展示車両も1100台にのぼるという。“ハンディ”を背負った日本勢の中国での巻き返しが興味津々である。