19日に開幕した上海モーターショーに初出店したトヨタ紡織のブースには、『レクサスLS』を筆頭に『クラウン』や『カローラ』、『ハイランダー』などトヨタ自動車が中国で販売している乗用車のシートがずらりと並んでいる。
いずれも革張りシート。豊田紡織有限公司設計開発部の都築幸蔵氏は「中国では革の方がファブリックよりも多いので、革をメーンに我々が造っているシートを紹介している」と述べた。すべて現地生産しているものを展示しているという。
このほかトヨタ紡織のブースではクラウンをベースにした車両模型を使ってシートから天井、ドアトリム、カーペットといった内装部品などを紹介。ケナフを利用したバイオ技術製品も展示している。