韓国キアモーターズの中国合弁、東風悦達キアは19日、上海モーターショー11において、新型『K2』をワールドプレミアした。
K2は、3月のジュネーブモーターショーでデビューした新型『リオ』を、中国向けに仕立て直したモデル。現地では、プレミアムスモールカーとして販売される。
今年の上海モーターショーでは、その4ドアセダン版を披露。フロントマスクを中心に、中国の顧客の好みが反映されており、キアの上級セダン、『オプティマ』(韓国名:『K5』)を思わせる表情に変身した。
ボディサイズは、全長4370×全幅1700×全高1460mm、ホイールベース2570mm。キアによると、ホイールベースはクラス最長を誇り、室内のゆとりもクラス最大級だという。
エンジンは、1.4リットルと1.6リットルの直列4気筒ガソリン。4ドアセダンは6月から現地工場で生産が始まり、5ドアハッチバックが8月に加わる。
同社のHyoung-Keun Lee副会長は、「我々はK2投入により、中国市場における品質と顧客満足度で、トップ10入りを果たす」と力強く宣言している。