スズキは、ハンガリーのマジャールスズキで生産する『イグニス』(日本名『スイフト』)に、GMとフィアットの合弁工場で生産されるディーゼルエンジンを調達することを明らかにした。
スズキは、ハンガリーのマジャールスズキの生産能力を倍増すると発表した。約270億円投じて年産能力を現在の10万台から20万台に引き上げる計画だ。マジャールスズキは、『ワゴンRプラス』と『スイフト』、今月から『イグニス』を生産、今後『コンセプトS』量産型、フィアットと共同開発するSUVを生産する予定。
スズキは、ハンガリーの生産・販売会社のマジャールスズキで、新型車『イグニス』生産を開始したと発表した。イグニスは日本名現行『スイフト』、これまで日本から輸出していたものを現地生産に切り替える。
スズキと伊フィアット・オートは、新型SUVを共同開発することで基本合意したと発表した。両社はともにGMグループだが、協力関係を結ぶのは事実上初めて。両社が共同開発する車両は、スズキの新しいAセグメントのプラットフォームをベースにした5ドアの小型四輪駆動SUVで、ガソリンとディーゼルエンジンを搭載する。
前日の米国株式が大幅に下落したことを受け、全体相場は3日続落。米国景気の先行きに対する不安が強まっており、平均株価は8000円台を割り込み3月末以来の安値水準に下げた。自動車株は全面安。
VW=フォルクスワーゲンで、ナンバー2を務めてきたロベルト・ビュフェルホッファー氏が辞任したことが明らかになった。社長に就任したベルント・ピシェッツリーダーとの意見の対立が原因らしい。
日本自動車販売協会連合会は10日、2002年度の中古車登録台数を発表した。乗用車と貨物車を合わせた総計は、前年度にくらべ2%減の536万1380台となり2年連続で減少した。普通乗用車の登録台数は過去最高だったが、小型乗用車は11年連続でマイナスとなった。
日本自動車販売協会連合会が10日発表した、3月の中古車登録台数は、前の年の同じ月にくらべ2.2%減の67万2395台となり、3カ月ぶりのマイナスになった。小型乗用車と小型貨物車の登録台数が3月として過去最低になった。
なんとGMが、4月15日からこれまでにない思いきったインセンティブを展開する。ディーラーを訪れ、購入意欲を示した顧客に対し、持ち帰って一晩よく考えて下さい、とクルマを貸し出す、というキャンペーンだ。自動車メーカーとしては非常に大胆な販売方法だが、マーケティング会社によると販売を一気に伸ばす可能性を秘めた方法だという。
トヨタ自動車の白水宏典副社長は9日、中国・第一汽車との共同生産に関する記者会見で、新たに加わる『カローラ』などが立ち上がる2004年の中国生産は年15万台規模に拡大する見通しを明らかにした。05年には『クラウン』(当初年5万台)も生産開始するため、同年には20万台水準になり、トヨタの中国事業は一気に加速する。