日本自動車販売協会連合会は10日、2002年度の中古車登録台数を発表した。乗用車と貨物車を合わせた総計は、前年度にくらべ2%減の536万1380台となり2年連続で減少した。普通乗用車の登録台数は過去最高だったが、小型乗用車は11年連続でマイナスとなった。
普通乗用車は、前年度比2.7%増の188万3222台となり、23年連続で増加した。一方の小型乗用車は、同4.7%減の272万6512台となった。新車市場では、小型乗用車が売れており、中古車市場にも商品供給が増えつつある。ただ、昨年度は新型車が相次いで投入されたこともありかえって、需要が新車に流れたものと見られる。
貨物車は普通貨物車が前年度比0.5%増の20万4664台となり4年連続で増加した。小型貨物車は、同5.1%減の37万1189台と7年連続のマイナスになった。