スズキは、ハンガリーのマジャールスズキの生産能力を倍増すると発表した。約270億円投じて年産能力を現在の10万台から20万台に引き上げる計画だ。
マジャールスズキは、『ワゴンRプラス』(日本名『ワゴンRソリオ』)と『スイフト』(日本名『カルタス』)を生産してきた。昨年の生産台数は8万5000台。今月から『イグニス』(日本名スイフト)を生産する予定で、イグニスだけで年間5万5000台を生産する。
これに加えて2004年からは『コンセプトS』量産型、2005年後半からは、フィアットと共同開発するSUVを生産する予定。生産能力が不足するため、能力を引き上げる。
約270億円投資して新塗装工場、組立工場を整備する計画。これによって生産能力を倍の年間20万台に引き上げる。