スズキと伊フィアット・オートは、新型SUVを共同開発することで基本合意したと発表した。両社はともにGMグループだが、協力関係を結ぶのは事実上初めて。
両社が共同開発する車両は、スズキの新しいAセグメントのプラットフォームをベースにした5ドアの小型四輪駆動SUVで、ガソリンとディーゼルエンジンを搭載する。外観はスズキ、フィアットと違いを持たせて差別化する。
生産は2005年後半からスズキがハンガリーに置くマジャールスズキ工場で開始する。販売は、スズキ、フィアットオートの販売店で、それぞれのブランドで行う。開発にかかる投資額は未定で、共同開発する車両の詳細は、今後両社で検討していく。