スズキは、ハンガリーのマジャールスズキで生産する『イグニス』(日本名『スイフト』)に、GMとフィアットの合弁工場で生産されるディーゼルエンジンを調達することを明らかにした。
マジャールスズキは、スイフト(日本名『カルタス』)の後継車としてイグニスの生産を開始したが、1.3リットルのディーゼルエンジンを設定した。
このエンジンはフィアットとGMの合弁の「フィアットGMパワートレイン」で生産されたもの。アライアンスを活用して、欧州市場で人気のディーゼルエンジン搭載車を設定した。スズキとフィアットの取引は初めて。
スズキはフィアットと小型SUVの共同開発に合意しており、今回供給を始めるディーゼルエンジン・ビジネスを含めて関係を強化する。