中国の自動車メーカーと、日本勢を中心とする外国メーカーの新たな合弁交渉が活発化している。中国は21世紀最大の成長市場となるのが確実であり、複数の生産拠点確保への布石を打ちたい日本メーカーと、商品力、生産技術ともに世界で優位に立つ日本メーカーと手を組みたいという中国メーカーの思惑の一致が底流にある。
九州大学は、日産自動車のカルロス・ゴーン社長兼CEOに対して名誉博士号を授与すると発表した。九州大では、ゴーン社長が日産リバイバルプランなどで、経営再建に成功し、日本の産業の活性化をけん引するとともに、間接的に大学の教育・研究にも寄与したと、している。
マツダの関連会社マツダE&T(旧マツダ産業)は、主力商品であるスロープ式車椅子送迎車の生産累計が1万台を達成したと発表した。累計1万台生産は業界でも初めて。
トヨタ自動車は、米国アラバマ州で今年4月に稼働したエンジン工場(TMMAL)の生産能力を現在の年12万基から25万基に拡大する。2005年の半ばから、新たに小型トラック用のV6エンジンの生産を開始する。これにより、北米でのエンジン生産能力は年129万基になり、現地生産車の85%程度のエンジンを賄うことになる。
各メーカーがインセンティブ合戦を繰り広げている影響で、アメリカの新車販売価格は昨年よりも平均で、2〜3%下落。そのことが、ユーズドカーの取引き価格にも影響を及ぼしている。
富士重工業は、自動車事業の主力生産工場の群馬製作所矢島工場に「スバル・ビジターセンター」を15日開設したと発表した。ビジターセンターは、工場見学などで矢島工場に来訪したお客に、スバルのブランドフィロソフィやアイデンティティを分かりやすく解説するとともに、スバルの歴史や個性的な技術を紹介するための施設。
アストンマーチンは14日、ニューポートパグネル工場で1000台目の『V12バンキッシュ』が生産されたと発表した。7日にラインオフし、現在は出荷前のテスト中だという。スーパースポーツ、V12バンキッシュの生産は2001年9月に始まり、ウェイティングリストは最長12カ月に達する。
米国株高を受けて続伸して始まったが、利益確定の売りが優勢になり結局は小反落。自動車株は大手3社を中心に下げる銘柄が目立った。こうした中、富士重工業が連日の年初来高値更新。新型スバル『レガシィ』の販売が好調で、業績押し上げ期待。
日産自動車は、額面で700億円の社債を発行すると発表した。利率は1%で、償還は7年。社債によって低利で資金を集めて、資金調達コストを削減する。今回発行する第41回無担保社債は、表面利率が1%で、年限は7年間。
三菱ふそうバス・トラックは、ポルトガル生産子会社MTE(三菱トラックヨーロッパ)に、ドゥラン・バローゾ首相が訪問したと発表した。MTEの生産累計が10万台を達成した式典に出席したもので、国家元首がこうしたイベントに出席するのは珍しい。