トヨタ自動車は、米国アラバマ州で今年4月に稼働したエンジン工場(TMMAL)の生産能力を現在の年12万基から25万基に拡大する。2005年の半ばから、新たに小型トラック用のV6エンジンの生産を開始する。これにより、北米でのエンジン生産能力は年129万基になり、現地生産車の85%程度のエンジンを賄うことになる。
増産対応への投資額は約2000万ドル。現在の従業員は約350人だが、05年までに新たに150人を雇用する計画だ。
TMMALは、海外で初めてV8エンジンを生産する工場として01年6月に設立されていた。現在はインディアナ工場(TMMI)で生産しているフルサイズピックアップ『タンドラ』用の4.7リットルエンジンを生産している。