マツダの関連会社マツダE&T(旧マツダ産業)は、主力商品であるスロープ式車椅子送迎車の生産累計が1万台を達成したと発表した。累計1万台生産は業界でも初めて。
同社は、他社に先駆けてマツダの軽自動車『キャロル』をベースに、スロープ式車椅子送迎車『キャロルi』を1995年3月から生産を開始した。96年10月にはスズキにも製品を供給、以来、『AZ-ワゴンi』、『デミオi』、『プレマシーi』と商品展開を拡大してきた。
最初のモデルを生産開始してから約8年間で累計1万台を達成した。同社では、スロープ式車椅子送迎車の低価格化による販売促進のため、新型デミオiではマツダとの連携を密にし、ラインでの生産にも乗り出している。