トヨタは2004年4月にネッツ店とビスタ店を統合し新生ネッツ店に、2005年4月には高級車チャンネルの「レクサス店」を発足させる。これによって国内の販売体制は更に強化され「トヨタの敵はトヨタ」の図式が色濃くなりそうである。
米国株は続落したが、国内景気の回復期待から全体相場は反発。平均株価は9200円台を回復した。自動車株は高安まちまち。
全国軽自動車協会連合会が発表した1〜6月の軽自動車新車販売台数は、前年同期比3.5%減の93万6669台となり、上期として3年連続でマイナスとなった。
全国軽自動車協会連合会が発表した6月の軽自動車新車販売台数は、前年同月比7.9%減の15万4708台となり、3カ月連続のマイナスとなった。
シトロエン・ジャポンは、7月5、6日の2日間、統一展示会として「Vie Le Soleil〜シトロエンなら、夏休みはヴァカンスです〜」を全国のシトロエン正規販売店で開催すると発表した。
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車販売協会連合会が1日発表した登録車と軽自動車の6月販売速報からの集計によると、今年上半期(1〜6月)の新車総販売台数は前年同期比1.4%増の302万5918台となった。軽自動車はマイナスとなったものの、登録車はトラックの排ガス規制対応特需やトヨタ自動車などの乗用車新モデルが好調でプラスとなり、全体を押し上げた。
トヨタ自動車は26日付で組織の最上位のくくりとして「本部」制を導入した。従来は「部門」で組織をくくり、役員が「部門統括」や「部門担当」として就いていた。同日から取締役を58人から27人に削減、同時に常務役員(39人)制を敷いたのに伴う機構改革となる。
ダイハツは軽自動車の国内販売を強化し、近い将来スズキを抜きトップになるのを目指しているが、至難の業になりそうである。トヨタグループの一員としての悲願になっているものの、スズキがあまりにも強過ぎるために接近することはあってもトップは無理との見方が業界筋では強い。
ホンダは1日、『NSX』『インサイト』『S2000』など少量生産車種の生産を、2004年夏に現在の栃木製作所高根沢工場から鈴鹿製作所に移管すると発表した。鈴鹿では専用ラインを新設、エンジンから最終組立までの一貫生産体制を構築して少量生産車の効率化を推進する。投資額は数10億円の見込み。
ダイムラークライスラーは、不振の商用車部門をテコ入れするため、子会社4社の開発部門を2004年1月1日付で統合することを決めた。今年から子会社となった三菱ふそうトラック・バスは、この統合からは除いている。