ホンダ、鈴鹿に『NSX』など小量生産車の新ライン

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ホンダ、鈴鹿に『NSX』など小量生産車の新ライン
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ホンダは1日、『NSX』『インサイト』『S2000』など少量生産車種の生産を、2004年夏に現在の栃木製作所高根沢工場から鈴鹿製作所に移管すると発表した。鈴鹿では専用ラインを新設、エンジンから最終組立までの一貫生産体制を構築して少量生産車の効率化を推進する。投資額は数10億円の見込み。

移管後の高根沢工場には、海外工場向けも含む試作業務を担当する「新機種センター」と、本田技術研究所栃木研究所の一部を移転させ、試作・開発機能の充実を図る。

一方、少量生産車用のエンジン組み立ては生産設備子会社のホンダエンジニアリングが担当しているが、鈴鹿への移管を機に、同社の本社移転も行い効率化を進める。ホンダエンジニアリングは現在、埼玉県狭山市に本社・工場、栃木県芳賀町に栃木技術センターを置いているが、04年夏から1年をかけて、すべての機能を栃木芳賀町に集約する。同社の従業員は約2500人。

《池原照雄》

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