マツダが31日発表した、2003年度第1四半期の連結売上高は、前の年の同じ時期にくらべ、10.4%増の5719億3900万円になった。国内・欧州での新型車販売が増加した。同第1四半期の全世界売上台数は、前年同期にくらべ10.5%増の24万5000台だった。
日産ディーゼル工業が発表した2003年第1四半期の業績の概況によると、連結の営業損益が前年同期の8億3800万円の赤字から、一転して33億9500万円の大幅増益になった。
豊田工機は、ボッシュオートモーティブシステム(ボッシュAJ)から自動車の駆動系部品トルセン(トルク感応型駆動力配分機構)事業を8月31日付けで譲り受けることで合意したと発表した。ボッシュAJの日本とベルギーのトルセン製造会社と米国の販売会社からトルセン事業を買収する。買収額は3社合計で100数十億円。
日産自動車は、第1四半期(4-6月)の業績の概況を発表した。連結売上高は1兆6498億400万円だった。前年同期比は公表していない。利益面では、新車販売は好調で増益要因があったが、為替でマイナスの影響が出ている模様だ。
米国株安で続落して始まり、東芝の赤字決算発表で全体相場は一段安となった。自動車株は全面安。部品メーカーの小糸製作所が、7円高の581円と5日続伸した。
日本自動車工業会は、2002年度(2002年4月−03年3月)の日本メーカーの海外生産統計を発表した。それによると、各社の主要市場での現地生産の拡大で、海外生産台数は前年度比16.2%増の788万6843台となった。
日本自動車工業会が発表した6月の自動車生産実績によると、四輪車生産台数は、前年同月比3.9%増の84万1713台となり、4カ月ぶりにプラスとなった。国内需要、輸出ともにマイナスだったが、在庫の関係で生産は順調だった。
日本自動車工業会が発表した6月の自動車輸出実績は、前年同月比1.0%減の38万9453台で、2カ月連続でマイナスとなった。
ホンダが発表した2004年3月期の単独決算見通しによると、売上高が前年同期比1.1%増の3兆3600億円、経常利益が同11.3%増の2700億円、最終利益が同15.3%増の1960億円で過去最高となる見込み。
BMWジャパンとヤナセは、ヤナセ・バイエルン・モーターズが、BMW乗用車に加え、モーターサイクルも取扱うことで合意したと発表した。ヤナセ・バイエルン・モーターズは、BMWモーターサイクルを専門に扱う拠点ヤナセモトラッド芝浦を開設、10月1日から営業開始する。