全国軽自動車協会連合会が1日発表した、7月の軽自動車新車販売台数は、前の年の同じ月にくらべ2.6%減の15万5368台となり、4カ月連続のマイナスになった。ダイハツ工業と三菱自動車工業を除く全メーカーが前年を下回った。
車種別では、乗用車が同2.7%減の11万96台となり、4カ月連続で減少、貨物車は同2.4%減の4万5272台で3カ月ぶりに減少した。メーカー別では『ミラ』、『ムーヴ』といった新型車が好調なダイハツが、同9.5%増の4万6590台、三菱は3.6%増の2万1361台になった。
最も減少幅が大きかったメーカーは日産自動車で、2327台と前年同月にくらべ57.8%の大幅マイナス。シェアトップのスズキは『ワゴンR』がモデル末期を迎えていることなどから、同1.9%減の4万9192台となり、3カ月連続のマイナスになった。