豊田工機がボッシュのトルセン事業買収で合意

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豊田工機は、ボッシュオートモーティブシステム(ボッシュAJ)から自動車の駆動系部品トルセン(トルク感応型駆動力配分機構)事業を8月31日付けで譲り受けることで合意したと発表した。

ボッシュAJの日本とベルギーのトルセン製造会社と米国の販売会社からトルセン事業を買収する。買収額は3社合計で100数十億円。

ボッシュAJは、自動車用電子制御部品などのコア事業に集中させるため、売却する。トルセンはエンジンの駆動力をタイヤに最適に配分する機構。豊田工機としては、従来行っている電子制御カップリング事業に加え、トルセン事業を持つことで、SUVなどの高出力タイプの動力配分機構にも対応できることになり、全ての4輪駆動車をカバーできることになる。

豊田工機の2004年3月期決算への影響は軽微としている。

《レスポンス編集部》

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