スズキは4日、2003年度第1四半期の連結業績概要を発表した。四半期業績の発表は、今回が初めてとなるため、前年同期との比較は公表していないが、主に海外での売上増により、おおむね計画通りの決算となったもようだ。
日本自動車工業会は、9月26日に北京事務所を開設することを決めた。中国の政府当局や自動車業界との意見交換などを推進する拠点とする。自工会の海外事務所としては、ワシントン、ブリュッセル、シンガポールに次いで4番目となる。
7月の米国新車販売は、昨年が高水準だったため前年同月比4.5%減の151万2939台となり、4月以来3カ月ぶりのマイナスとなった。日本車の販売は好調で、トヨタ自動車とホンダが7月度としては過去最高を記録した。
7月30日、最後のフォルクスワーゲン『ビートル』がメキシコのプエブラ工場をラインオフした。最後の3000台は、最高出力34kWの1.6リットルガソリンエンジンを搭載するアクエリアスブルーの「ウルティマ・エディシオン(最終エディション)」。グローブボックスリッドには、ウルティマ・エディシオンのエンブレム、フロントボンネット上には、ウォルフスブルク エンブレムが装着され、最終モデルにふさわしいメイクアップがされている。
ヤマハ発動機は1日、国内の汎用エンジン製造を中国に全面移管する、と発表した。2輪車用エンジンの製造を行う現地出資会社と共同で新合弁会社を設立し、2004年秋から、初年度3万台、5年後の08年度には約40万台を生産する。中国で高品質かつ低コストの生産体制を整え、中国国内および海外に出荷する。
日本損害保険協会は、8月1日(金)から29日(金)の間、東京都千代田区神田淡路町のそんぽ情報スクエアで「自動車盗難」と「車上ねらい」に関する展示を行う。盗難によって破壊されたキーシリンダーの実物や防犯をよびかけるパネルを展示する。
米国株高を受けて、全体相場は4日ぶりに反発。自動車株は高安まちまちとなった。トヨタ自動車は、株価は10円安の3040円と小反落。日産自動車も、15円安の1160円と下げた。一方、ホンダは90円高の4740円と反発。7月の普通トラックの販売台数月が前年同月比5割教の伸びとなり、トラック3社がそろって上げた。
投資格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスは、トヨタ自動車とその子会社の長期債務格付けを「Aa1」から最高の「Aaa」に引き上げたと発表した。
いすゞ自動車が発表した第1四半期(4〜6月)の連結決算によると、売上高は前年同期比13.0%増の3183億5900万円となり、大幅増収となった。営業利益も130億8900万円と黒字に転換した。
アウディジャパンは、アウディ『A6』と『S6』、『オールロードクワトロ』を対象に、0.9%の特別ローン・リース低金利キャンペーンを8〜9月まで実施すると発表した。ファイナンスプログラムのアウディSローンプラスなどにも適用される。