いすゞ自動車が発表した第1四半期(4〜6月)の連結決算によると、売上高は前年同期比13.0%増の3183億5900万円となり、大幅増収となった。営業利益も130億8900万円と黒字に転換した。
首都圏のディーゼル排ガス規制を前に、トラックの代替えが進み、関東地方に強い地盤を持ついすゞはとくに販売を伸ばしている。営業損益は前年同期が136億1000万円の赤字だったのが、一転して130億円の黒字になった。
国内販売に加えて、タイでの現地生産工場も好調だった。北米もリストラで、収益が大幅に改善したとしている。通期の見通しは当初の予想通りとしている。