トヨタ自動車労働組合は、今春闘の賃上げ交渉で、ベースアップ(ベア)を要求しない方針を固めた。同労組のベア要求見送りは2年連続。
カヤバ工業は29日、ダイムラークライスラーから、メルセデスベンツ『Cクラス』『Eクラス』用の、パワーステアリング用油圧ポンプを大量受注した、と発表した。
米国株安を嫌気し、全体相場は4続落。自動車株も全面安となった。マツダの2003年4−12月期の連結売上高は前年同期比8%増となったが、通期業績を据え置いたためむしろ失望感が台頭。
経済産業省がまとめた2003年12月の商業販売統計は、卸売業・小売業ともに、自動車がけん引役となった。
日産自動車が29日発表した2004年3月期の第3四半期業績によると、同期までの4−12月累計世界販売は、前年同期比7.7%増の約218万7000台となった。第3四半期の販売が米国や欧州で好調であり、全体では11.6%増の約72万台と2ケタ増を記録した。
マツダは第3四半期(2003年4月−12月)の連結決算を発表した。欧州での『マツダ6』(日本名『アテンザ』)や『マツダ2』(同『デミオ』)の販売が好調に推移、中国でも販売が伸びて連結売上高は前年同期比8.3%増の1兆8546億800万円となった。
日本自動車連盟(JAF)は29日、ロードサービス部門で品質保証の国際規格「ISO9001」認証を取得したと発表した。
昨年12月31日に死去した日産自動車の元社長で経済同友会代表幹事を務めた石原俊(いしはら・たかし)氏の日産による「お別れの会」が2月27日に執り行われることになった。
日野自動車は、第3四半期(2003年4−12月)の連結決算を発表、売上高が前年同期比25.8%増の7566億6900万円、当期損益が4億6600万円の赤字から221億4500万円の黒字に転換した。
海外投資家が売り越しとなったことを嫌気し、全体相場は3日続落。前日のNY市場で円相場が2000年9月以来の円高水準となったことを受け、自動車株は総じて軟調。