米フォード・モーターが22日(現地時間)発表した2003年決算で、同社グループの世界販売は前年比3.6%減の672万台となったことが明らかになった。この結果、トヨタが2位の座に就いたことが確実となった。
反発して始まったが、その後は売り買い交錯し、全体相場は小幅続落。自動車株は高安まちまちとなった。
日産自動車の「インフィニティ」ブランド車の米国生産が21日、ミシシッピ州キャントン工場で始まり、北米で高級車ブランドを展開する大手3社の現地生産が出揃った。高級車は品質の確保や日本工場の付加価値確保の狙いから国内工場で生産されてきたが、今後、現地化が加速することになりそうだ。
利益確定の売りに押されて、全体相場は4日ぶりに反落。円相場が再び1ドル=106円台に上昇したことも加わり、自動車株も総じてさえない動きとなった
スズキは21日、米国子会社、アメリカンスズキモーター(ASMC)の組織改正と、関連の人事を発表した。
ロシアの2003年新車販売で、トヨタ自動車が外国車で初めての1位になった。2位はゼネラルモーターズ、3位はフォードモーターだった。
GM(ゼネラルモーターズ)が20日(現地時間)2003年の決算とともに発表した同年の世界販売シェアは、14.7%となった。お膝元の米国が日本勢の攻勢により苦戦するなどにより、全体では前年の15.0%から0.3ポイント落とした。
GM(ゼネラルモーターズ)が20日(現地時間)発表した2003年(1−12月)決算は、金融部門の好調により純利益が前年の約2.2倍に相当する38億ドル(約4066億円)となった。1株利益は前年の3.35ドルから7.14ドルに拡大した。
スズキは21日、2004年の生産・販売計画を発表した。国内の軽自動車販売は、前の年に比べ2%増にあたる57万5000台とした。
スズキは、軽四輪車メーカーとして初めて、軽自動車の国内累計販売台数が1500万台を達成したと発表した。