日野自動車は、第3四半期(2003年4−12月)の連結決算を発表、売上高が前年同期比25.8%増の7566億6900万円、当期損益が4億6600万円の赤字から221億4500万円の黒字に転換した。
国内のディーゼル排ガス規制特需と海外販売の好調、トヨタからの受託生産車の拡大が主因。
第3四半期連結決算の営業利益は同343.7%増の343億8300万円、経常利益が同467.5%増の338億3700万円だった。
期中のトラック・バスの販売台数は同49.3%増の6万2418台と約1.5倍に増えた。国内が、首都圏のディーゼル排ガス規制による特需で、同59.2%増の3万6372台だった。海外販売も好調で、同37.4%増の2万6046台だった。
トヨタからの受託生産車は同16.0%増の16万1072台と大幅に増えた。