ハイテク株を中心に売られ、全体相場は3日続落。自動車株は高安まちまちとなった。
トヨタ自動車は23日に開く定時株主総会で、6500万株または2500億円を上限とする自社株式の買い上げに関する承認を得る。来年6月の定時株主総会までの1年間に実行する。
自動車需要が急成長している中国で、5月の乗用車販売台数が前年同月比20%減となったことが明らかになった。中国の現地の各紙が報道している。
三菱ふそうトラック・バスは、一連のリコール事件を受けて筆頭株主のダイムラークライスラーから技術支援チームを新たに受け入れる方針を明らかにした。
三菱ふそうトラック・バスは、一連のリコールなどの不正事件を受けて現在の経営陣の給与を自主返納すると発表した。
三菱ふそうトラック・バスは、リコールや不具合などの事件で社内調査を行った結果を公表した。1988年までさかのぼって不具合情報を調査した結果、合計で62件のヤミ改修が発覚し、近く43件のリコールを届け出る。
GM(ゼネラルモーターズ)は、「ハーバーレポート・ノースアメリカ2004」による調査で、北米の生産性が過去1年間で5.2%向上したと発表した。
三菱自動車は、29日に東京都港区の本社で、第35回定時株主総会を開催する。株主総会では、ファンドのフェニックス・キャピタルによる出資や三菱グループの優先株などが決議される見通しだが、新たなリコール事件の発覚で大荒れとなるのは確実だ。
日本道路公団は、16日付で「新会社移行推進委員会」を設置する。
ハイテク株を中心に売り物が出て、全体相場は小幅続落。自動車株は総じてしっかりした動きとなった。この日明暗を分けたのが、トラック3社と三菱自動車工業の動き。