フォード・モーターのビル・フォード会長兼CEO(最高経営責任者)は25日、マツダとフォードの資本提携25周年を祝して広島県のマツダ本社を表敬訪問した。マツダ側は、井巻久一社長兼CEOをはじめとする役員が、フォード会長を出迎えた。
マツダは、5月の生産・販売状況を発表した。国内生産は前年同月比0.2%減の6万1076台で、微減となった。国内販売が不振だったのが主因。
ダイムラークライスラー日本は、メルセデスベンツ正規販売店ネットワークのうちのシュテルン系列販売会社の新車販売台数が累計10万台に達したと発表した。
日産自動車が25日に発表した5月の生産・販売・輸出実績は、グローバル生産台数が前年同月比3.3%増の23万7488台となった。国内生産が不振だったが、米国を始めとする海外生産が好調だった。
トヨタ自動車が発表した5月の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年同月比3.2%増の51万223台となった。
三菱自動車が発表した5月の生産・販売・輸出実績によると、国内生産は前年同月比18.5%減の4万4752台となり、4カ月ぶりにマイナスとなった。国内販売が一連のリコール事件の影響で落ち込んだのが主因だ。
トヨタ自動車、日産自動車、ホンダが25日発表した5月の生産・販売実績によると、国内生産はいずれもマイナスとなった。国内販売の低迷によるもので、3社とも今年1月以来4カ月ぶりの減少となった。
ホンダは5月の四輪車の生産・販売・輸出実績を発表した。世界生産台数は前年同月比0.3%増の24万3801台となった。国内生産はマイナスだったが、海外生産が好調で、プラスとなった。
米国株高、景気拡大期待を背景に、全体相場は3日ぶりに反発。平均株価は約2カ月ぶりに1万1700円台を回復した。自動車株は高安まちまちとなった。
三菱自動車は、同社の財務体質を改善するための優先株を引き受ける三菱重工業など、三菱グループからの払込手続きが完了したと発表した。